【国際恋愛】パートナーの両親へのお土産について

ドイツlife

今回は、日本から海外の方へ渡す「お土産」について書きたいと思います。

パートナーの両親はまだ日本に来たことがないので、日本を知ってもらうきっかけのためにも、普段お世話になってるお礼としても、心を込めたお土産を渡したいと考えて毎度頭を悩ませてしまいます。

私は今まで、初めてパートナーの両親を訪問する時、ミュンヘンに引っ越した時、一時帰国後の計3回、義両親に日本からのお土産を渡しました。

ハズレのお土産、避けたほうがいいもの、アタリのお土産を含めて、実際に私が手渡したものを紹介します。

国際恋愛をしている方で、パートナーの親にこれから挨拶に行く方、ホームステイ先へのお土産を検討している方などの参考になりましたら、幸いです。

初めての顔合わせ:和菓子

インターネットで調べると「ドイツにはお土産の文化はない」や、「高価なものを送る文化はない」と書かれているものをよく見ていたので、最初はあまり高価なものは避けて、和菓子にしました。

和菓子といっても、缶も素敵な入れ物に入っていて、その後も使えるように風呂敷で包装していただけるものを選びました。

味も、口に合わなくては元も子もないないので、違和感のなるべく少ないもの..ということで、クッキー風のたまご煎餅にしましたこれらを全てクリアするものとして、私は、銀座菊廼舎の富貴寄(ふきよせ)を選びました。

私が購入したタイプのもの。

店舗で購入すると、有料ですが素敵な風呂敷でラッピングしてもらえます。

初顔合わせだと好みもわからないので、消えものであるスイーツは無難で間違いがないと思います。商品説明に桜の絵が描かれた絵葉書が入っていたのですが、義両親はその絵葉書を気に入って飾ってくれています。

移住時の挨拶:高級扇子と和柄のペアグラス

実際に購入した扇子。

扇子は迷いに迷って、紺のシンプルな桜柄をお義母さんに、紺の蛍柄をお義父さんに渡しました。

しかし、その後一度も使っているところを見たことがないので、正直言うと失敗だったかなぁと思っています。デパートでいいお値段のものを買ったのですが、お蔵入りしては意味がありません。せめてインテリアとして飾れるよう、台もプレゼントしたら良かったのかもしれません。

手前の2つを実際に購入しました。値段がバレてしまいますね..。

転じて、扇子と一緒にプレゼントした和柄のペアグラスはとっても喜んでくれて、実際に飾ったり使ったりしてくれています。お客さんへのおもてなしにも使ってくれているみたいです。脚のついた、お猪口より少し大きい程度の日本酒用のグラスを購入しましたが、食前酒や食後酒を飲むのにちょうど良いサイズのようです。

一時帰国後:タオルセット、和柄の持ち歩き用身だしなみセット、東京ばなな

今治産のバスタオルセット

年齢を重ねた方々への贈り物には特に「質感」を意識しています。親世代くらいであれば、高品質なものは触れればわかるはずです。

そこで、一時帰国の際に、質感だけでなく、シンプルながらもほんの少し気の利いたデザインのものがある、今治産のバスタオルセットを購入しました。渡した次の日に「触ってすぐに、上質なものってわかったわ!」と言ってくれました。

和柄の持ち歩き用身だしなみセット

和柄の持ち歩き用身だしなみセットは、お義母さん用です。

ドイツはバケーションの文化が根付いており、毎年バケーションに行きます。そのため、バケーションにも持っていってもらえたらと思い、小さな巾着、エチケットバサミ、爪切り、毛抜きのセットを購入しました。

写真がないのが悔やまれますが、黒地に桜が入った、落ち着いた和柄で、年代を問わず使用できるデザインのものでした。個人的には、日本の毛抜きはハズレがないと思っているので使い心地にも満足してもらえるのではと思っています。

東京ばなな

東京ばななは、買うつもりは全然なかったのですが、一時帰国で滞在中に萩の月を食べたパートナーが「美味しい!」と、とても気に入っていたので、似たようなふわふわ食感とカスタード系のクリームが入った東京ばななもドイツ人の口に合うかな、と思って買ってみました。

【番外編】避けた方がいいもの

先に紹介した扇子もそうですが、「使う機会がないもの」は貰った方が困ってしまいます。同じ理由で、箸を贈るのには慎重になった方がいいと思います。

日頃から和食に興味がある人であれば、和柄の素敵な箸も喜んでもらえるかと思いますが、パートナーの両親(特にお義父さん)は、和食をほとんど食べたことがありません。箸は飾ることも出来ないので、和食を(しかも家で!)食べる機会がなければ活躍することはありません。箸は、贈る相手を選ぶプレゼントだと思います。

まとめ

今回はパートナーの親など、ミドル以上の方々向けへのお土産について書きました。友人に向けてなど、カジュアルなお土産はまたの機会に書きます。

それでは、お読みいただきありがとうございます。

Be yourself, be happy!
By Anna

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