ドイツでひな祭り

ドイツlife

日本には四季折々の楽しいイベントがたくさんありますよね。

ひな祭りも、春の訪れを感じさせる節句の一つです。

しかし、海外在住者は、日本のイベントを楽しむことに難しさがあるのも事実。

そこで、今回は、卵をつかって簡単に作れるひな人形をご紹介します。
自宅にひな人形を飾ってみて、日本の節句を感じてみてはいかがでしょうか。

卵で作るひな人形!材料は?

用意するものは、

・たまご2つ(白でも、茶色のものでもOK)
・トイレットペーパーの芯1つ
・着物用折り紙2枚(お雛様の着物用1枚、お内裏様の着物用1枚 それぞれ、好きな色)
・人形の装飾用折り紙2枚(お雛様の冠と扇子用に黄色1枚、お内裏様の烏帽子用に黒1枚)
・油性マジック
・セロハンテープ

以上です!
飾り付けの屏風等は上記に含まれていないので、それぞれご準備くださいね。

手順①卵に穴をあけ、中身を取り出す

卵の下部に箸などで穴をあけ、中身を取り出します。
なかなか中身が出てこない場合は、箸でかき出すようにするとうまくいくと思います。

中身を出した卵は、洗って、乾燥させます。

手順②卵に顔を描く

油性マジックを使って、卵に顔を描きましょう。
お雛様の髪を多めに、顔にかかっているイメージで描いて、お内裏様の髪を少し高め(後頭部より?)に描くようにすると、男女のヘアスタイルの描き分けがしやすいと思います。裏もしっかり塗っておきましょう。

手順③折り紙で着物を作る

ここからは完成品の折り紙とは別の折り紙を使って説明します。

折り紙を2つに折り、中心の折れ線に合わせて切ります。

着物として使用するのは一方だけです。残り一方は台座として使うので、捨てずにとっておいてくださいね。

上1cmほどを折り、白い部分が見えるように折ります。

着物を着せるイメージで 卵に巻き付けます。

着物の下になる部分にセロハンテープ等を貼っておくと、襟の固定が簡単です。

着物を着せる際に、卵にもいくつかセロハンテープを貼っておくと、ズレが防止出来て作業が楽になります。

手順④台座を作る

トイレットペーパーの芯を適当な大きさに切り、手順③で残った折り紙を巻き付けましょう。(台座は斜めでも案外大丈夫なので、気にせず一気に芯を切ってしまいましょう!)

そのうえに着物を着た卵を乗せると、安定します。もうほとんど完成です!

手順⑤装飾品を作る

お雛様の扇子は、小さく正方形に切った折り紙に山折り、谷折りを繰り返し、ホチキスで止めたものです。

お雛様の冠は、丸いパイナップルのような形に折り紙を切り取ります。
パイナップルの身の部分と、草(?)の部分の境目あたりに折り目を付けます。
パイナップルの身の部分をお雛様の頭頂部にくるよう、テープで止めて完成です。
折り紙一枚だと頼りない場合がありますので、複数枚重ねたものを糊で止めて切り取るか、台紙に折り紙を貼り付けてから切り取るかすると、安定感のある冠になります。

お内裏様の烏帽子は、黒い折り紙を1cm幅程度の短冊型に2つ切り取ります(長さは3~4cmで十分です)。1つの短冊で小さな輪っかを作ります。もう1つの短冊で、烏帽子の上の部分を作ります(適当で大丈夫です。裏がセロハンテープだらけになっても気にしないで!)
烏帽子の上の部分を、輪っかの真ん中にテープで固定して、烏帽子の完成です。

これらの飾りを、セロハンテープで 卵に 固定します。

完成!

案外簡単にお雛様が出来上がります。
屏風を後ろに飾ってみたり、赤いフェルトの上に飾り付けてみると、雰囲気が出ると思います。

おまけ

私がせっせとお雛様を作っているのを見ていたステップソン。
「自分も作りたい!」というので、忍者を一緒につくることにしました。
お雛様を守ってくれているそうです。

気軽に日本の装飾品を揃えることができない海外生活。

手作りの飾りで、少しでも日本の節句を感じられると、気持ちも和みますね。

日々の生活に色どりを加えるアイディアの一つとして、参考にしていただけますと幸いです。

Be yourself, be happy!
Anna

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