【ドイツで服を買う】サイズは合う?オススメのブランドとファッションECサイトを紹介!

ドイツlife

ドイツに住んでいる人の中には「ドイツに来てから、どこで服を買っていいのかわからない」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

私の日本人の友人の中には、「サイズの合う服が見つからないので、服は日本へ一時帰国した際にまとめ買いしている」という人もいます。

確かに日本の服は「体形をカバーしながらスタイル良く見せたい」というような複雑なニーズをキャッチした、気の利いたデザインの服が多い印象です。

しかし、ドイツにも、海外らしいシンプルなおしゃれを楽しめる服がたくさんあります。私が実際に試して気に入ったブランドやECサイトをそれぞれご紹介します。

ドイツに住んでいる方、これから住む予定の方、旅行のお土産を探している方のご参考となれば幸いです。

ブランドのオススメ:Orsay

https://www.orsay.com/de-de/

ドイツブランドである「Orsay」。メインの服のラインは、おしゃれなオフィスカジュアルです。しかし、カジュアルなジーンズやニット、ちょっとしたディナーやパーティーに着ていけそうなドレスも揃っています。価格帯としては、Tシャツ1枚10~20€程度です。ブランドの公式オンラインショップでは、常にセール品をチェックできますので、セールで買うともっと安く購入できます。

刺繍などの細部や服全体のシルエットまでしっかりと作られており、日本で服を買う感覚で安心して買い物ができます。

オススメポイントとしては、服のサイズ感がドイツの他のブランドとはかなり異なり、全体的に細く、小さ目に作られていることです。特に肩幅や身幅は、欧米人に比べると日本人はほっそりしている方が多いので、ドイツで服を買う場合の悩みの種となっています。しかし、OrsayではXS,S,Mまでは日本のサイズ感と大きな違いはなく、安心して買い物ができます(Lサイズ以降は日本よりやや大きめな印象です)。

メインのターゲットは20代半ばから30代半ばという印象ですが、シンプルなデザインの服からレースやフリルが入った服まで揃っているので、実店舗に買い物に訪れると、40代の女性も多く見かけます。

ブランドのオススメ: C&A

https://www.c-and-a.com/eu/en/shop

ドイツのH&M的存在であるC&A。ドイツ風に読むと「ツィーウンドアー」です。価格帯としては、Tシャツ1枚8€~15€程度です。

プレーンなカットソーや無地のセーター等、シンプルな服が多い印象です。服のシルエットは全体的にストレートで、体型を気にせずに洋服選びが楽しめます。

C&Aはメンズの取り扱いがあるほか、手頃な値段の子供服も充実していますので、家族の買い物全てが1つのお店で済んでしまうのも魅力です。

C&Aで是非チェックしていただきたいオススメのジャンルは、靴下や下着、パジャマ等の日用衣類です。特に靴下は他のお店やスーパーと比べても(!)安く買い物できることが多いので、C&Aに立ち寄った際は必ずチェックしています。

オクトーバーフェストのシーズンは、女性用の民族衣装であるディアンドルも取り扱っているので、機会がある方は是非チェックしてみて下さいね。

ECサイトのオススメ:ZALANDO

https://en.zalando.de/women-home/?_rfl=de

ZALANDOとは

ZALANDOは衣料品のネットショッピングのプラットフォームです。例えるなら、ZOZOTOWNのドイツ版といった感じで、色々なブランドの服を、色や価格、サイズやシルエットで絞って検索をすることができて、非常に便利なサイトです。

返品・交換も無料!

ネットでの衣料品の購入でネックとなるのは、サイズや色味がわからないことです。しかし、 ZALANDOは、ほぼ全ての商品の返品、交換が無料であり、その手順もとてもシンプルなので、気軽にネットショッピングを楽しめます。

具体的な返送方法は、次の通りです。

①ネットで購入後、商品と一緒に返品・交換用の紙が送られてきますので、全ての商品のチェックと試着が終わるまで、返品・交換用の紙は大切に保管してください。

②返品・交換が必要になった場合は、送られてきた段ボールにそのまま返品・交換したい服を入れます。

③返品・交換用の紙に書かれた返品・交換したい商品名にチェックを入れ、その理由にもチェックを入れます。サイズが合わない、イメージと違うなど、「お客様都合」と言われるものにチェックを付けても無料で返品できるので、心配しないでくださいね。(下着など、一部返品不可の商品もあるので、購入時に確認するようにしてください)

④あとは同封されていた返送用のラベルシールを段ボールに貼ってDHLに出すだけです。

カジュアルブランドから高級ブランドまで、商品の取り扱いの幅がとても広いので、ページを見ているだけでも楽しめます。また、多くの商品ページにおいて、実際に商品を着用したモデルの動画を見ることが出来ますので、フレアスカートの生地の雰囲気など、ディティールがわかることも嬉しいポイントです。

ちなみに、 ZALANDO内で購入できるブランドで、私が個人的にオススメなのは「Anna Field」です。プチプラなのに縫製も丁寧で、シルエットも美しく、上質なデザインの服が多いです。セール品が安く出ていることが多いので、 ZALANDO内のセール品のカテゴリから、もしくはブランド検索で 「Anna Field」 のページに飛んでからセール品をチェックしてみてくださいね。

ECサイトのオススメ:SHEIN

https://de.shein.com/

日本を含み、世界中から買い物ができる「SHEIN」ですが、商品によっては、価格が安すぎて「本当に大丈夫なの…?」と購入に二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。

実は私もその一人でした。しかし、「パジャマや部屋着なら、失敗しても良いか…」と考え、思い切って購入してみることにしました。正直に言うと、「本当にオススメ!」と自信をもって言えるネット店舗ではありませんが(!)、購入する品を選べば、賢く買い物ができるサイトだと思います。

配送に時間がかかる

SHEINは中国から商品が送られてくるようで、配送にとても時間がかかります。私が注文したのは2020年の6月頃だったので、コロナの影響もあったかと思いますが、注文してから手元に届くまで、約1か月かかりました。

しかし、注文ナンバーを入力すれば、ホームページ上でいつでも自分の商品はどこにあるのか確認できるため「商品が届かないのではないか?」という心配は比較的少なく済みました。

品質は?

肝心の品質ですが、ものによっては「可」、ものによっては「不可」というのが正直なところです。安い商品は縫製が甘いことが多いので、刺しゅうの入った商品は心配だったのですが、意外にも刺しゅうはきれいに入っており、洗濯しても問題ありませんでした。

個人的にSHEINで避けた方がいいと思ったのは、柄の入っていないシンプルなデザインの服です。シンプルであるからこそ、素材やシルエット等が目立ってしまうため、洗濯すると伸びてしまいそうな襟ぐりなどが気になることと思います。

商品の多くは世界中の購入者からの口コミが投稿されていますので、写真付きの口コミをチェックして、購入前に色味やサイズ感を確認しておくと良いでしょう。

返品・交換は?

基本的にはSHEINは返品・交換時に送料がかかるようです。しかし、ホームページ上ではドイツ国内在住の人に限り「返品・交換無料」と書かれており、実際に返品・交換した際も送料はかかりませんでした。

返品・交換の手順は ZALANDOで紹介したものとほぼ同じですが、SHEINの場合は返送用のラベルを自分で印刷する必要がありますので、ご注意ください。

まとめ

プチプラの服も充実しているので、サイズにさえ気をつければ、ドイツでも買い物を楽しむことができます。Withコロナの生活を楽しむためには、ネットショッピングも賢く活用していきたいものですね。

ドイツ国内外でファッションを楽しみたいと思っている方の参考になりましたら、幸いです。

Be yourself, be happy!
By Anna

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